ワークウエア販売に加え、顧客の課題解決にも取り組む 「存在価値がある会社」目指す

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1980年に創業した株式会社クロサカ。黒坂均さんが社長を務め、企業や団体にワークウエアを販売する。

紳士服のイージーオーダーから業態を変更

紳士服メーカーに勤務していた故・黒坂延司さんが知識や経験を生かし、紳士服のイージーオーダー店として創業。後にワークウエアの卸売り販売に業態変更した。2019(平成31)年3月、延司さんが他界。半導体の設計用アプリの開発・販売会社に勤務していた長男の黒坂均さんが会社を継いだ。黒坂さんは「父は退院する予定だったが急変し亡くなった。私にとって畑違いの業界だが、経営していて面白いと感じている」と話す。

さまざまなワークウエアや関連商品を販売

衣類メーカー30社ほどを取引先とし、運送業・建設業・製造業などの会社に作業服やオフィス用制服などのワークウエアをはじめ、ヘルメットや手袋、安全靴などの関連商品を販売。プリントや刺繍の加工の注文も受け付ける。販売先は、埼玉県東部地区の企業を中心に、企業の支社や支店などを含めると北海道や九州までの広範囲にわたる。

顧客企業が抱える課題解決も目指す

「存在価値がある会社になりたい」と黒坂さん。販売や新商品の提案に加え、顧客が課題を抱えていたら、解決できるような提案もする。「例えば、近年夏の気温が高く屋外での作業が厳しくなっているので、熱中症対策としてファンが付いている服を提案。顧客の会社の働きやすい環境づくりにつながった。求人で困っている顧客がいたら、『この会社で働きたい』と思われるような制服を提案してマネジメント部分へもアプローチしている。ワークウエアでさまざま部分をサポートできたら」と話す。

フレキシブな勤務や副業も可能

従業員は5人。週3日からの勤務が可能。勤務時間も従業員一人一人の環境に合わせフレキシブルに決めることができる。黒坂さんは「世の中は副業を許可する流れ。当社も能力がある人を採用したいということもあり、採用の幅を広げるためにも副業を認めている」と話す。2024年2月から、仕事の効率化を目指し、想定される残業代などを含めた月給制の固定給にした。「従業員が仕事を効率化しようという意識改革につながった。業績が上がれば給料も上がるので、モチベーションも上がったようだ」と話す。

販売商品のリサイクルや防災対策で地域貢献へ

使えなくなったユニフォームを回収し、メーカーと連携してリサイクルしている。リサイクルされた素材で作ったユニフォームの提案も行う。黒坂さんは「こしがやSDGsパートナー制度に登録もしているので、少しずつでも越谷の役にも立てたら」と話す。さらに防災分野での地域貢献も考えている。経済産業省に認定された、防災・減災の事前対策に関する計画「事業継続力強化計画」では、防災時の対応のマニュアル化や、避難訓練、備蓄などを行っている。「小さい会社ではあるが、ゆくゆくは有事の際に地域に備蓄品を提供するなど、微力ながら地域に貢献していきたい」と力を込める。

創業50周年に向け、システム化を図る

節目となる50周年に向け、業務環境や取引先とのやりとりのプロセスを改善し、売り上げアップを目指す。「これまで属人的だった業務プロセスもあるが、新しい従業員を迎えるためや効率化のために改善し、マニュアル化していく。顧客向けには、発注システムを開発・整備し、顧客が当社とよりスムーズに取引できるようにしていく。顧客経験価値を高め、さまざまなことを任せてもらえるような会社にしていけたら」と話す。

概要

株式会社クロサカ

〒343-0821 埼玉県越谷市瓦曽根一丁目19番24号
TEL: 048-965-4029

https://kurosaka-1980.com/
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