一人一人が心地良く働ける体制に ウェブサイトやパンフレット制作で越谷の魅力も発信

- #SDGs
- #フードロス問題
- #地産地消
- #社会貢献
ウェブサイト制作をメインにロゴ、デザイン制作などを手がける株式会社スイッチ。鈴木一朗さんが社長を務める。
グラフィックデザインからウェブサイト制作会社へ
東京のマーケティング会社でグラフィックデザイナーとして働いていた鈴木さん。「自分のクリエーティブ力が世の中にどれくらい通用するのか挑戦してみたい」と、2011(平成23)年4月に草加の自宅で創業。越谷の顧客が増えてきたことから越谷に会社を構えた。企業のホームページやロゴ制作、SEO対策 、ブランディングなどを手がける。

30校のPTA広報誌も制作
越谷市内をはじめとして、草加、川口などの埼玉県内、東京都や愛知県など合わせて約30校の小・中学校のPTA広報誌の制作も手がけている。各PTAの思いを反映させた作りで、デザインや内容はそれぞれ違う。ウェブデザイナーの栗林理恵さんは「今は共働き世帯が多いので、皆さん仕事をしながらPTAの活動をしている。私たちが制作することで、少しでも地域のお父さんお母さんの負担を減らせたら。空いた時間を家族との時間に使ってもらい、それが結果として子どもたちのためにもなればうれしい」と話す。

心地良く働ける勤務体制を整える
従業員は4人。フレックスタイム制を採用し、勤務場所も従業員の家庭環境に合わせて選べるようにしている。鈴木さんは「当社の仕事は出社しなくてもできることが多い。子どもが小さいため在宅勤務している従業員や、出産間近の奥さんをサポートしたいと一定期間、在宅勤務していた従業員もいた。自分の仕事が一番はかどる場所で心地良く働いてもらえたら」と話す。従業員一人一人が働きやすくなる勤務体制を整えていることから、2024年に埼玉県多様な働き方実践企業のゴールド認定を受けた。

職業体験で地元中学生を受け入れ
2023年と2024年、大相模中学校の職場体験として2日にわたり2人の生徒を受け入れた。2024年はホームページの作り方を職業体験プログラムとして用意。1日目は、短い文章に当てはまるイメージ画像の作成。2日目は学校のホームページを見て、不足している情報は何かを考え、理想とするホームページのトップ画面を作成した。生徒からは「普段は制作する側として考える機会がないので難しかった」「自由に作成できて面白かった」という感想があった。栗林さんは「事前にアンケートを取り、楽しいと思ってもらえるようなプログラムを考えた。地域の学校とつながれたことと、生徒たちとコミュニケーションが取れたことで、私たちも学びにつながった。今後もこのような機会があれば喜んで受け入れたい」と話す。

市内で開かれるイベントの冊子やウェブサイトを制作
越谷市観光協会と連携して、イベント「越谷技博」の冊子やウェブサイトを制作している。鈴木さんは「まちの活性化になることに少しでも携われたらという思いがある。技博の取材を通して伝統工芸について深く知ることができ、新たな発見も多く、地域のことをより詳しく知ることができた」と話す。サイクリングが趣味の鈴木さんが、地域で開かれた自転車メーカー主催のイベントに参加したことがきっかけで、地図「越谷サイクルMAP」も企画・制作した。サイクリング中に休憩できる場所に加え、観光スポットも掲載。「サイクリング中に使うので、ポケットに入れやすく取り出しやすい折りたたみタイプにした。とても好評と聞いている」と話す。


活躍の場を広げ、越谷を盛り上げていく
制作の仕事に加え、市内企業に向けた、ウェブに関する初歩的な知識やSNS活用方法のセミナー開催を検討している。鈴木さんは「ホームページは世界に情報を発信できるツール。企業を知ってもらう営業ツールとしてだけではなく、今は採用もできる時代。私たちもさらに研究して、皆さんに有益になるように伝えることができたら」と話す。今後の目標は、さらに地域の企業とつながり密接に仕事をしていくこと。「地域の企業をはじめとして、より大きな企業とも仕事をしていきたい。皆が一丸となり、大きな企業とも仕事をしていくことで、越谷を盛り上げる一助にもなれたら」と話す。


概要
株式会社スイッチ
〒343-0813 埼玉県越谷市越ヶ谷2-8-9KSベース205
TEL:048-984-7889
