世界観を表現し、心動かす映像を制作 「クリエーターが暮らしやすい世界」づくりを目指す

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動画やウェブサイト制作などを手がける株式会社SHEEPLUCK(シープラック)。高崎大生さんが社長を務める。
サラリーマンの傍ら音楽活動
30代は製薬会社の営業として働く傍ら、音楽制作やバンド演奏に力を入れていた高崎さん。会社では好成績を上げ、何度も表彰されるほどだったという。高崎さんは「お客さんは商品が良いからというよりも、販売する人と接して、人として好きになると買ってくれる。人に喜んでもらうことが好きな自分の特徴を生かしながら、相手のニーズを見極めて商談していた」と話す。

映像の世界に飛び込み仕事の枠を広げる
高崎さんはその後会社を退職し、音楽の道に進んだ。企業CMのBGM制作や越谷で開かれるイベントの音響を手がけていたが、新たなスキルを身に付けるため、映像の世界に飛び込んだ。「ちょうど世の中で映像が多用され始めた頃。1年間技術を学んだ後は実績を積むためブライダルムービーを制作した。時間内に全てのポイントを押さえた映像を撮影し、その日に動画を完成させて披露する仕事。大変だったが、その経験のおかげでどんなことでも対応でき、自信につながっている」と話す。


地域イベントの紹介映像がきっかけで法人化
2020年から、個人事業主「film and graph」として地域の飲食店やイベントの紹介映像を制作していた。ある映像がイオンレイクタウンを運営するイオンモールの担当者の目に留まり、同社の映像を制作することになった。高崎さんは「個人事業主が大企業に声をかけられることは珍しいと思う。ターニングポイントとなった仕事」と話す。この出来事をきっかけに2021年、「株式会社SHEEPLUCK」として法人化した。


「エモさ」を武器に企業の世界観を表現
現在は企業の採用や認知拡大のための映像、ウェブサイトやカタログを制作。映像制作時に意識しているのは、視聴者に対して「裏表のない心で作る」こと。高崎さんは「例えば、採用向けの映像は学生の人生を変える可能性がある。かっこいいだけではなく、企業の内側や心の内側を見せるような映像を心がけている」と話す。ブライダルムービーを制作していた時に培った、柔らかな光を取り入れる技術や構図、色味などを生かして制作。「見る人の感情に届くように、心にしっかり残るように、企業の世界観を表現している。光や色味なども相まって、心が揺さぶられるような『エモさ』につながっているかもしれない」と話す。


企画、撮影、編集、音楽制作までを一貫して行う
企画から制作までの工程を全て一貫して自社で行う。従業員は3人で、取締役である妻の祥子さんは映像プランナーとして勤務。高崎さんは「女性は結婚や出産など人生のステージが変わるタイミングで夢を諦める人もいるが、当社は育児しながらでもできる仕事を提供できる」と話す。フレックス制を採用し、撮影と対面の打ち合わせ以外はテレワークが可能。社内の制作フローをしっかり構築することでスケジュール通りに制作でき、残業もなく有給も取得できる業務環境。2025年に埼玉県多様な働き方企業のシルバーに認定された。


企業の地、越谷に恩返し
起業した地、越谷に恩を感じていると話す高崎さん。越谷市でハロウィーンイベントを開いたり、市内を紹介する動画を制作したりしている。動画は、越谷をより美しく、よりドラマチックに切り取ることがテーマの「#コシバナ」という短編ドラマで、ユーチューブで公開している。「地域の人に助けられてきたので恩返しの一つ。まちを盛り上げられたら」と話す。
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クリエーターが活躍できる環境づくり
これまで、疲弊している若手クリエーターを多く見てきたことから、自社のみならず「クリエーターが暮らしやすい世界」をつくるのが目標。高崎さんは「制作側の心が豊であれば人の心を動かす映像が制作できると思う。まだまだ可能性を秘めている映像の世界。もっと心に響くような、見る人の感性を豊にするような映像を、ビジネスだけではなく、地域のためにも作っていきたい」と力を込める。

概要
株式会社SHEEPLUCK
【埼玉本社】
〒343-0027 埼玉県越谷市大房1066-4
TEL 048-911-2264
【長野支社】
〒385-0025 長野県佐久市塚原2289-17