金型と医療の融合から生まれる革新的な挑戦と成長

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2013年設立のカーターテクノロジーズ株式会社。「現場ファースト」をモットーに、医療用機械器具や医療用品製造業をしている。

金型と医療を掛け合わせた唯一無二の会社

2013年9月18日にもの作りに精通した兄・関根孝志と医療業界での豊富な経験を持つ弟・関根敦の兄弟によって創業された、カーターテクノロジーズ株式会社。関根兄弟の父親は金型屋の仕事をしており、父親が他界したことをきっかけに、金型屋を土台に、医療を掛け合わせた、新しい事業に挑戦した。“カーター”は「金型」から、“テクノロジーズ”には、「強みの金型技術で医療業界に貢献し人々の役に立ちたい」、という願いを込めて名付けられた。現在は、医療用機械器具・医療用品製造業において、難病向け呼吸リハビリ機器製造・生理用品、妊活、マタニティ関連医療機器の製造を手がけている。

医療機器のもの作りは「現場ファースト」

カーターテクノロジーズは、医療機器開発において、お医者さんや看護師さんの声を積極的に取り入れる「現場ファースト」をモットーしている。大手企業では対応が難しい細かいこだわりや変更希望を柔軟に受け入れ、現場の声を形に変えている。その中で、難病患者への支援につながる機器としてとして生まれた『LICトレーナー』は、患者特有のニーズに応える効果的な医療機器となった。小さな企業ならではのこだわりと柔軟性と妥協しない姿勢が医療業界の現場と患者さんを支えている。

コロナ禍で生まれたデジタル化の事業展開

「今はだいぶ緩和したが、新型コロナウイルスの影響で、しばらく医療への現場に営業が行けなくなった」と話す宅間氏。その中で生まれたのが通販事業。この事業では、女性向けの製品開発に注力している。月に1回開催される商品開発会議では、アットホーム雰囲気で、女性視点から生まれるアイディアが商品化へ活かされている。「カーターテクノロジーズには、20〜70代の女性スタッフがいることが強み」と話す宅間氏。各年代でニキビや妊活、更年期と悩みもそれぞれなので多様なニーズに応えられたり、思いがけない気づきや発見がある。現在では、通販事業が会社の柱となる事業にまで成長を遂げている。

柔軟な働き方と共感の絆

カーターテクノロジーズでは、従業員が自身で労働時間を設定できる柔軟な働き方が導入されている。その制度の背景には「個々の従業員が自分の生活を充実させながら働くことで、仕事にも良い影響を与えるという好循環が生まれる」と宅間氏は話す。特に女性従業員にとっては、お子さんの用事や急な発熱などにも対応しやすく、近所に住んでいる社員同士がお互いに理解し助け合いながら働く環境が整っている。

未来を切り開く女性社長の従業員と患者の幸福の追求

2024年1月から社長に就任した宅間氏は「これからは従業員が明るく楽しく過ごし、患者やクライアントが毎日を楽しめるようにしたい」と話す。平凡な毎日の中でカーターテクノロジーズの商品が一役買い、生活が豊かになることを目標としている。若き女性社長の新たな一歩がカーターテクノロジーズに次なる展開をもたらす。

概要

カーターテクノロジーズ株式会社

〒343-0005 埼⽟県越谷市大杉561-17
TEL 048-930-7270

https://carter-tech.jp/
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